オイル交換で入庫したN-WGNのオイルフィラーキャップですがペースト状の乳化したオイルが溜まっております。寒い時期に多いのですがエンジン内で結露した水分が蒸発できずにオイルと混ざってしまったのが原因です。夏場は結露も少ないですし気温も高いのですぐに蒸発するのですが冬場はそうはいきません。水は潤滑しませんからかなりエンジンには悪影響です。チョイ乗りやアイドリングストップ車両に多く見られるので注意が必要です。

エンジンオイルに混ぜて使用するWAKO'Sウォーターブレイカーはエンジン内の水分除去剤です。こうした添加剤を使用するか、少し長い時間、エンジン回転を上げながら走って水分を蒸発させるかして水を抜いてあげましょう。マフラーから水が出てるクルマもかなり溜まってる可能性が高いです。
WAKO'Sウォーターブレイカーは税込み¥2,200で在庫ございます。

メンテナンスで入庫のスイフトスポーツ。2年前の新車納車時に防錆剤をしっかりたっぷり吹き付けたおクルマです。

こんな感じで納車前にクリヤー防錆剤を吹き付けました。

こちらが現在の下回り。2年間で15000キロくらいです。もちろん冬道も走行してますがほとんど錆も見られません。やはり新車時の防錆は効果が高いように見受けられます。

マフラーには防錆剤は吹き付けておりません。これから新車納車の方、防錆処理はされた方が宜しいかと思われます。

やっと時間が出来たので86メンテネンス。今シーズンを迎える前に少しずつ走行準備を進めたいと思ってます。GR86で良く言われるオイル問題解消のためまずはオイルパンバッフルの取り付けから着手。

エキマニ外してオイルパン剥がした状態です。こうして見ると意外に小さなエンジンです。

ストレーナー内部をクリーニングして偏り防止のバッフル取り付け。

オイルパン付けてエキマニ装着して完了。今回の作業、オイルパンの液体ガスケットを剥がすのが一番大変だったかな。これで安心して全開にできます。せっかくなのでHKSのSUPER MANIFOLD with CATALYZER GT-SPECエキマニを装着しよと思ったら欠品で次回納期は2月末との事で後日の装着となりました。春の装着を狙ってる方、早めにオーダーした方がいいかもしれませんよ~。